今年最初の月例講座

今年初の月例講座に行ってまいりました。

2024年1月13日(土)の久屋大通り公園は冷たい小雨がしとしと降っていました。

震災に遭われた北陸の皆さんのことを案じます。

 

さて今年初となる月例講座のお題は…

立春大吉札です。

立春とは二十四節気において春の始まりとされる日です。

現在の日本では国立天文台の観測により、「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」と定められているので、その年により日にちが前後することがあるそうです。

ちなみに2024年は2月4日(日)2025年は2月3日(月)2026年は2月4日(水)になります。

節分とは2月3日というイメージがありますが実は年に4回ある立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前日を言うのですね。

ではなぜ2月の立春の前日だけが取り上げられるようになったのでしょうか。

2月の節分の意味は?

立春は寒い冬から待ちに待った春への境目であることから、新年を迎えることと同じくらい大事な日とされるようになりました。

そして江戸時代の頃から一般的に豆まきをして鬼(邪気)を追い払う行事が定着していきました。

 

さて今回のお題である、「立春大吉札」ですが、皆様はご存知でしたか?

私は2月といえば節分行事だけで終わっていました。

もともとは禅寺で、新しい年の始まりに1年の厄除けの願いを込めて「立春大吉」のお札を貼ったことがおまじないとして広まったと言われています。

なぜ「立春大吉」の文字が厄除けに?

 

「立春大吉」の文字はすべて左右対称なので、表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読めますよね。

これは鬼が家に入ってきた時、振り返りこのお札を見るとなんと表から見た文字と同じ!

あれ、まだ俺入ってなかったのね?と勘違いしてまた出て行ってしまう、そういう言い伝えからこの文字が厄除けとして使われるようになったそうです。

退治するというよりは勘違いさせて出て行ってもらう、面白い風習ですね。

 

お札の貼り方は?

立春の朝に貼ります。

一般的には玄関に貼るそうですが、汚れるのが嫌な方は玄関の内側でも良いそうです。

外に貼る場合は向かって右側にくるか真ん中に、内に貼る場合は左側にくるように貼ります。

要は外から見たときに常に右側になるようにすればいいのですね。

貼る場所も様々で

玄関・門・子供部屋の扉・お客様を招く大切な部屋の扉・家の鬼門(北東)・神棚に供えるなど。

逆に貼ってはいけない場所は

お風呂場・トイレ・洗面所・キッチン、水回りは避けるようですね。

貼る位置は

お札は神様の分身ですので目線より低い位置は失礼にあたるということから、目線の高さまたは、目線より高い位置に貼ります。

志乃先生はこのお札を春らしい絵と素敵な言葉と共に短冊に仕立ててくださいました。

この折り方が難しくて、何回も折って覚えました。

 

覚えたはずが~、すでに忘れている吉田。

榮春先生、さすがー!すぐに覚えちゃいましたね。

そしてお札だけでなく、書と画をいれていくのが私たちらしい「立春大吉」

 

 

今回の月例講座も本当に沢山のことを教えて頂きました。

描くことの楽しさはもちろん、日本の文化の良さや、それを大切にする心。

 

さて来月の月例講座の日程です。

次回は2月8日(木)

10:30~、14:00~、18:30~の3部制です。

沢山のご参加、楽しみにしております。

主任 吉田恭子