いろいろ魅せます 五十三次!

2022年11月15日(火) ~ 2023年1月22日(日)

Part 1:
2022年11月15日(火)~12月11日(日)
Part 2:
2022年12月13日(火)~2023年 1月22日(日)
年末年始休館日
12月28日(水)~1月4日(水)

歌川広重の代表作と言えば何といっても『東海道五拾三次之内』(保永堂版)でしょう。実は広重はこの代表作以外にもその生涯において20種類以上の「東海道五十三次」のシリーズ作品を手掛けたといわれています。
本展では当館が所蔵する広重が手掛けた東海道シリーズ10種の内、Part1では人物が主体の『五十三次』(人物東海道)、Part2では狂歌が画中に詠みこまれた『東海道五拾三次』(狂歌入東海道)を大展示室にて全宿場の作品をそれぞれの会期で一挙公開。さらに小展示室では『東海道五十三次細見圖會』(Part1展示)、『東海道張交圖會』(Part2展示)といった変わり種の東海道五十三次のシリーズを紹介します。

歌川広重
『五十三次 蒲原 ふじ川舟渡』
当館蔵

歌川広重
『東海道五十三次細見圖會 藤澤 平塚江三里半』
当館蔵

歌川広重
『東海道五拾三次 石部』
当館蔵

歌川広重
『東海道張交圖會 東海七 掛川 袋井 見付 濱枩 舞坂』
当館蔵

「東海道五十三次」といえば歌川広重というイメージはほとんどの人に共通するものでしょう。しかし東海道の浮世絵を描いたのは広重だけではないこと、また広重が何種類もの東海道のシリーズ作品を手掛けていることを知らない人も多くいるのではないでしょうか。

その生涯で20種類以上もの「東海道五十三次」のシリーズ作品を手掛けたとされる広重。当館ではその内の10種類に加え、他の絵師との合筆(合作)作品2種類も所蔵しています。
本展ではその中でも、少し変わった趣向の「東海道五十三次」を紹介します。広重の描くいろいろな東海道の魅力をお楽しみください。

公式ホームページよりhttps://tokaido-hiroshige.jp/