キボリノコンノ展 名古屋PARCO
2024年6月8日(土)~7月7日(日)
名古屋PARCO南館7階 PARCO SQUARE
キボリノコンノ(きぼりのこんの)
木彫りアーティスト。1988年生まれ。2021年に趣味で木彫りを始め、「あっと驚くもの」をテーマに作品を制作し、SNSで作品を発表し続けている。「溶けかけの氷」をはじめ、「注がれるコーヒー」や「シガールと袋」など、数多くの作品がTVやインターネットで話題となり、2023年からプロの木彫りアーティストとして本格的に活動を開始。全国各地で展示会やワークショップなどのイベントを開催。
キボリノコンノさんは『木であっと驚くものを』というコンセプトで木彫り作品を創作されている作家さんです。
「僕は何を作っていいかわからなかった。ずっと頭にはあったのですが、いざ作ろうと思ってもどうしていいか分からなくて。
家でコーヒーを飲んでいたときに、ふとコーヒー豆の質感が木に似ているなと思って、これを木で作ったら面白かったんです。」
インタビューより
私の場合、自分が”一番美味しい”と思う瞬間がいつなのか分析することにしています。
また作品が一番美味しそうに見えるライティングをいつも試行錯誤しています。ただリッチにすればよいわけではないんですよ。
例えば納豆の作品は、蛍光灯の下でスマホで撮っているんです。なぜかというと、納豆って普通、綺麗な照明の下では見ませんよね。みんなが「おいしそう!と」感じる瞬間って、一般的な食卓の照明の下で、パッケージの中でかき混ぜられるのを待つ「いつもの納豆」なんじゃないかって思うんです。
インタビューより
他の方々の作品と並んだときに、どうやって際立って美味しく見えるかということを意識しながら作りました。一枚の絵の中にどれくらい焼きそばが見えていたらいいだろうかとか、食べ物が汗をかいていると夏の感じが表現できるんじゃないだろうかとか。
麺の質感や割り箸のささくれ、卵に少し載っている油の表現などにもこだわって、どうすれば見る人に美味しそうと思ってもらえるか、よだれを出させることができるか考えながら作りました。
インタビューより
自分はYouTubeなんかで他の人の木彫りの動画は観ないんですが、それは見たらそれが正解だと思っちゃうからなんです。でも、見なければ正解が無限にある。自分で正解に近付けていくのが楽しいんです。
僕は自分のできないことがあっても、How to動画やチュートリアル動画などは見ません。失敗した技法があっても、それは次の作品の技法になるんですよ。
インタビューより
楽しいは最強ですね!
キボリノコンノさんの素敵なサイトやSNSは、以下よりご覧ください。