僕たちはツシマヤマネコ

僕たちはツシマヤマネコ

体重3~4キログラム、体長70~80センチメートルと、イエネコとほぼ同じ大きさですが、ツシマヤマネコにはイエネコとは異なる特徴が何点かあります。

イエネコより体は一回り大きく、しっぽ25cm くらい、額は縦じま模様で耳は小さく先が丸くなっていて裏側が白いのが特徴です。

体毛は不明瞭なトラ毛で、背中には淡黄色の斑紋があります。

イエネコは基本的に水が苦手ですが、ツシマヤマネコは水を怖がらず、夏場は水浴びをする姿をよく見かけます。

精悍な顔つきをしており非常に警戒心の強い性格で、日没から夜中、明け方にかけて行動することが多いものの、人気のない場所には昼に現れることもあります。

メスはおよそ1~2キロの範囲内で生活するという定住性の強さがある一方、オスは繁殖のためもあってか行動範囲が広く、冬などには7~8キロにも及ぶとされています。

糞の調査からネズミ類や野鳥、昆虫などの動物を捕食していることが分かっているほか、イネ科の植物もよく食べており、これは胃腸のコントロールのためと考えられているそう。

対馬ではツシマヤマネコ・ツシマテン・チョウセンイタチなど山に棲む中型獣をまとめて「やまねこ」と呼んできたようです。

そしてツシマヤマネコのことは虎毛のやまねこという意味で「とらやま」と呼んで区別してきました。

昔から親しまれてきたこの「とらやま」にちなんで10(とら)8(やま)10/8を語呂合わせでツシマヤマネコの日に制定されています。

人の手によって奪われていく生命、世界には絶滅危惧種が44016種以上あるとされています。

何気なく過ごしている私たちの毎日の中で、闘っている生命がある。

生き物を絶滅させないために、自分ができること。

「絶滅危惧種を見つめる」

   〜Starts From Knowing.

8月に開催する会員による作品展テーマは

「絶滅危惧種」

体験会ではお子様たちにも夏休みの課題向けに「絶滅危惧種を知ることから始まる意識」

を企画しております。

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①楽しいテクスチャーアート&書

キャンバスにアクリル絵の具と手作りペーストで立体的に絵を描いていきます

②うちわに描こう!

当日、会場にてどちらかを選択していただきます。

午前・午後2時間 各5組の募集となります。

(要予約)

info@s-shoga.or.jp

みなさまお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。 心よりお待ちしております😊

この展示会で

100年後の自分たちの未来について考えることが出来れば幸いです。

志乃書画協会