僕たちはマレーバク
マレーバクは哺乳綱ウマ目(奇蹄目)バク科バク属に分類される奇蹄類です。
サイやウマに近い動物で、長く伸のびた鼻を自由に動かして周囲を探索します。
他のバクと違って、体の色が黒と白のツートンカラーになっているのが特徴です。
生息地はミャンマー南部、タイ南西部、マレー半島、スマトラ島の熱帯雨林や湿地です。
かつてバクはヨーロッパやアジア、アメリカの全土に生息していましたが、今では東南アジア、中米、南米に5種が残るのみです。
バクの仲間は始新世から生きており、1200万年以上の間、姿を変えることなく現代まで生き残っていると考えられています。
ずんぐりした体型でのんびり動くバク、実は約二千万年前からその姿をほとんど変えていない生きた化石です。
人類の歴史でいうと、二千万年前はヒト科とテナガザル科が分岐した頃です。
バクはあまり研究されておらず、その生態は謎に包まれています。
身体の特徴はバクの仲間では最も大きく、体長は2.2~2.5m、体重は250~350kgに達します。
前足の指は4本、後ろ足のゆびは3本です。
視力は良くない方ですが、長い鼻は匂いに敏感です。
長い鼻は鼻と上唇が合わさったもので、自由に動かすことができます。
泳ぐ時はシュノーケルのように水面から出して呼吸できるんです。
人の手によって奪われていく生命、世界には絶滅危惧種が44016種以上あるとされています。
何気なく過ごしている私たちの毎日の中で、闘っている生命がある。
生き物を絶滅させないために、自分ができること。
「絶滅危惧種を見つめる」
8月に開催する我が一般社団法人志乃書画協会の作品展では
この「絶滅危惧種」を取り上げることにしました。
体験会ではお子様たちにも
夏休みの課題向けに
「絶滅危惧種を知ることから始まる意識」
を、企画しております。
参加人数に限りがございます。
ご興味のある方は
info@s-shoga.or.jp
に、お問い合わせくださいませ。
この展示会で
100年後の自分たちの未来について考えることが出来れば幸いです。
志乃書画協会