学校出張授業 その2 甚目寺東小学校1月24日(火)

少し前になりますが、大治西小学校に続き甚目寺東小学校にてこころの書出張授業を行ってまいりました。

六年生3クラス、卒業式で飾られるみんなの「想い」を込めた一文字と、文章を色紙に描いていきます。

お手本どうりに上手に書く「書写」ではなく、お手本を絵のように、アートとして捉えて楽しく描くのがこころの書です。

太く書きたいところは二重に書いたり、かすれたいところは筆ペンを速く動かしたりとちょっとしたアドバイスでスタート。

何度も何度も練習をする姿が印象的でした。

見てください、楽しそうな「楽」という文字。

なかなかみんなコツをつかんでますね。

 

担任の先生も一緒になって教えてくださいました。

さあ、色紙に本番です。

事前に色紙に思い思いの色をつけてあり、それも個性があって素敵なものばかりでした。

こんな色紙売ってないよ、売ってー!なんて会話もしたりして。

漢字一文字の下にはその漢字を選んだ想いを書いていきます。

その言葉にいつも彼らの想いが込められていて、大人になって忘れてしまいがちな何かに気付かされます。

涙が出そうになることも…

この時の気持ちを忘れないで…

そして大人になった時、これを見て思い出して…

3クラスあわせて100枚以上の世界にたったひとつの作品が出来上がりました。

この授業を通して学んで欲しいことは、自分の気持ちと向き合い、自分らしさを大切にしていくこと。

色紙に色をつける時も、消しゴムはんこに落款を彫る時も、一文字を考えその想いを綴る時も、その都度感じることがあるはず…

そういう時間を大切にして授業に取り入れて下さる学校の先生方。

こころの書の授業を通して、いつもと違う子供たちの表情や想いに触れ、先生方の心に響くものもあると思います。

 

 

私たち、一般社団法人志乃書画協会®こころの書®ではこのような学校出張授業を行っています。

小学校だけではなく、幼稚園から高校、様々な場所での開催を承ります。

ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

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