華*花 -四季の花と中国陶磁史-愛知県陶磁美術館
華*花 -四季の花と中国陶磁史-
2021年10月9日(土)~12月12日(日)
愛知県陶磁美術館 第1・第2展示室
花文様の本当の美しさを知っていますか?
悠久の歴史を有する中国のやきものには、花の美しさを多彩に表現した作品があります。「中華の美しい花」という意味を込めた本展では、四季を彩る「牡丹」「蓮」「菊」「梅」に焦点を当てます。南北朝時代(5世紀)から清時代(18世紀)にみられる「三彩」「青磁」「青花」「五彩」など多種多様な作品から、花の色彩と技法についての陶磁史を概観します。
なぜ花文様が出現し、流行したのか?花の美しさをどのように表現していたのか?当時の人々は花文様から何を感じ取っていたのか?中国陶磁にみられる花の象徴する意味を、中国古典や漢詩の世界観や花の鑑賞史から捉えることで、魅力的な花物語を紹介します。
展覧会の見どころ
◆重要文化財・重要美術品をはじめ、名品でたどる四季の花。多彩な色彩と技法を紹介します。
◆陶磁史・文様史・花の鑑賞史・文学史など、様々な角度から花の美しさを読み解きます。
◆展覧会をさらに楽しむ連続講座&中国茶会。当館ならではの「掻き*花器」ワークショップ(掻落し技法の花器作りといけばな体験)を開催!
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