バンクシー展に行ってきました〔旧名古屋ボストン美術館(金山南ビル)〕
5月31日(月)まで旧名古屋ボストン美術館(金山南ビル)にて開催中のバンクシー展に行ってきました!!
イギリスを拠点に活動し、世界で最も注目されているアーティストの一人、バンクシーの70点以上の作品が初上陸
キャッチーでユーモラスに見えますが、その背景には鋭い社会風刺や政治的メッセージが込められている作品たち
本展覧会キュレーター兼プロデューサー
IQ ART MANAGEMENT CORP 代表
アレクサンダー・ナチケビア
「バンクシー展 天才か反逆者か」は、世界中に存在するバンクシーのコレクターの作品が集結した、今までにない規模で開催されるバンクシーの個展です。また、オリジナル作品だけでなく、映像やインスタレーションなどを用いて、多角的にバンクシーに迫る展覧会になっています。来場客からは「バンクシーの活動が多面的でとても驚いた」といったコメントを多くいただきました。
バンクシーは主にストリートで活動するグラフィティ・アーティストとして知られていますが、スタジオで制作する一面も持っています。彼は、世の中のニュースをモニターし、その中から誰もが興味をもつ出来事を取り上げ、彼独特の方法で起きている問題の深刻さを提示します。そうして私たちが考え、注意を払い、行動に移すように促すのです。彼の作品はシンプルなものが多いですが、一つひとつのアートワークに込められた意味は奥深く、私たちの心にストレートに訴えかけてきます。我々が本展で目指しているのは、作品の表層を取り上げるだけでなく、その内面を知って見ていただくことです。そして、バンクシーの作品を通して日々の生活で忘れがちな「感じる」・「考える」きっかけを作る事です。
路上に描かれたバンクシー作品はすぐ消されてしまいがちなため寿命がとても短く、実際に原画を見たことのある人は多くありません。そんななか本展が実現したのは、複数の個人コレクターの協力を得ることができたためです。
アートに敏感な日本の皆さまにバンクシーの才能を十分に堪能していただきたいです。
大型3面スクーリーンのイメージ映像には釘付けでした!!
オリジナル作品や版画、立体オブジェクトなど70点以上を、過去最大級の規模で日本に集結させたバンクシー展、是非観に行ってくださいね。
榮春でした。
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